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経堂のファーストフード その1

本当は、ファーストフードの宝庫だった経堂界隈

ファースト・フードと聞いて誰もが思い浮かべるのは、
ハンバーガーや牛丼のチェーン店でしょう。
「はやい・安い・慣れると癖になる味」
という手軽なファースト・フードは、
現代人のライフスタイルにピッタリ。
時間とお金の節約になるのも好まれているようです。

 

しかし、そんなメリットの反面、
チェーン店のファースト・フードにはデメリットもあります。
イチバン深刻なのは、
人と人との

「ふれあい」=「温もりのあるコミュニケーション」

がないことです。

 

もちろん、チェーン店にも笑顔や会話がありますが、
そこで働く人たちが、一般の個人商店のように、
自分の目で選んだ食材を自由に調理した一品を
出せるわけではなく、
自分が好きなインテリアを店内に施せるわけでもなく、
気に入ったお客に
「もう一杯どう?店のおごりだからさ!」
と勝手にサービスして、
ムダ話の花を咲かせることができるわけではありません。
チェーン店のファースト・フードは、
なんてことのない人間関係を求めるには、味気ない場所なのです。

 

しかし、経堂は、不思議な街です。
経堂には
人の温もりのあるファースト・フードを提供する個人のお店が、
たくさんあったりします。
ファースト・フードといえば
チェーン店と相場が決まっているのに、
経堂の街には、
そういった紋切り型が通用しないようです。

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